V-VAREN NAGASAKI OFFICIAL WEB SITE

V・ファーレン長崎 公式ウェブサイト

アカデミー

【レバークーゼン訪問日誌】2023年3月6日

 

今日は午前中にV・ファーレンのアカデミー生だけでのトレーニングを行いました。

ようやく時差ボケも解消し、朝から1時間程元気に汗を流しました。

ボールフィーリングからのボールポゼッション、3vs.3+フリーマンのミニゲームを行いました。今のドイツは気温が低く、曇りの日が非常に多いです。天気にも負けず、熱量の高いトレーニングとなりました。

 

午後からは、バイヤー04レバークーゼンのジルベルト ゴーガス テクニカルアナリストによるゲーム分析及びチーム・個人へのフィードバックについてのレクチャーがありました。参加した原田監督からも多くの質問が飛び出し、活発な意見交換ができました。中でも「自分の眼とデータのマッチング」や「部分的に成長させて、結果としてチームとして前進させる」という言葉が印象深かったです。また、アカデミーのゲーム・個人戦術を分析する際に「フットボールフィロソフィ」との関連付けもしていることに驚きました。

 

夕方からは、七牟禮選手・伊藤選手がU-19のトレーニングに参加しました。土曜日に1・FCケルンとの試合があったので、振り返りのミーティングから始まり、その後は「心理学者」によるメンタルトレーニング、スピードコートと呼ばれる屋内施設で筋肉に刺激を入れた後、グラウンドでのトレーニングを実施。

 

グラウンドに入ると身体を温め、ポゼッションゲームに入ります。
最後はハーフコートで8vs.8のゲームを行い、両選手ともゴールを決める活躍でした。

 

他の4選手はU-17のトレーニングに参加しました。人工芝のグラウンドでのサーキットトレーニングの後、利き足ではない方の足のみでのドリルトレーニングを行い、コンビネーションシュート、ハーフサイズコートでのゲームで終了となりました。
GKの宮崎圭伸選手も、バイヤー04レバークーゼン所属の2選手と共に激しいGKトレーニングを行っていました。

 

七牟禮蒼杜選手(2年)コメント

(写真左)

ドイツに来てから約1週間。最初は食事や時差、会話の部分で苦労することが多かったですが、徐々にドイツでの生活にも慣れてきました。

今日は午前中にV・ファーレンのアカデミー生だけでトレーニングを行い、午後からはU-19の練習に参加しました。

U-19の練習では日々刺激をもらえる環境で、日本との違いを大きく痛感しています。特に主張すること、そしてプレーに迷いがない、この2つのことは自分に足りないところだと感じています。

主張することに関しては、ドイツに来るまでは自分も仲間に対して主張することが多い選手だと思っていましたが、ドイツではそれだけの主張ではボールが回ってきませんでした。だから、身振り手振りのジェスチャーで主張すると、ボールが回ってくるようになりました。これくらいするのがスタンダードなんだなと感じました。

プレーに迷いがないということに関しては、特に自分のポジションと同じFWの選手は、ゴールが見えたら迷いなくシュートの選択をします。自分は一瞬迷ってしまいシュートチャンスを逃してしまうシーンがありました。

そのようなプレーをしていては、ドイツでは通用しないなと感じました。U-19でプレーするうちに、ドイツに来る前より自分もゴール前でのプレーに迷いなくシュートを選択できるようになり、成長を実感しています。

今回のレバークーゼン留学をいい体験で終わらせるのではなく、結果を残して帰りたいと思います。残り2週間、1日も無駄にせず自分の成長に繋げられるように頑張りたいと思います。

↑トップへ戻る