Jリーグ

V・ファーレン長崎 公式ウェブサイト

愛と平和と一生懸命

長崎はこれまでの歴史の中で、深い苦しみを味わってきました。
古くは潜伏キリシタンの迫害の時代から、世界大戦終焉直前の原子爆弾投下まで、
多くの方の苦しみがあって平和の時代を迎えています。平穏な日常を味わえる今だからこそ、
弊クラブにはその平和の大切さを語り伝えていく責任がある、そしてその輪を広げていく使命があると考えています。

弊クラブの平和祈念活動のコンセプトは「愛と平和と一生懸命」。
愛する人たちのために一生懸命プレーすること。愛する人たちのプレーを一生懸命応援すること。
敵も味方も越えて隣人とともにこの日常を味わえる平和に感謝して、
語り継いでいきたいと考えています。

V・ファーレン長崎は、被爆地長崎にあるクラブとして、
創設時からサッカーを通じて平和な世界へ寄与することを掲げています。
不安定な世界情勢が今もなお続く中、来年にはいよいよ被爆80年を迎えます。
被爆地のクラブだからこそできること、V・ファーレン長崎だからこそできること、
今だからこそできることを考え行動することで一日でも早く穏やかな日々が訪れるように。
世界中に笑顔溢れる日常が戻ることを信じて。
ナガサキから世界へ平和の祈りが届くことを願い、スポーツを通して平和のメッセージを発信していきます。

クラブ名に込められた
平和への想い

v-varen ロゴ

「V」には長崎と古くから歴史的つながりのあるポルトガル語・オランダ語の4つの言葉「勝利(VITORIA)」「平和(VREDE)」「航海(VAREN)」「多様性(VARIEDADE)」の想いを込めています。その中にもあるように、V・ファーレン長崎は、最後の被爆地長崎をホームタウンとするスポーツクラブとして、プレーや地域連携活動を通して平和の大切さ、また、多様性を大切にし敵味方問わず相手に対するリスペクトの気持ちを大切にし、次世代に平和の尊さをつなげていきます。

グランドスローガン

正々道々

V・ファーレン長崎は、グランドスローガンに「正々道々 〜ナガサキから、世界へ〜」を掲げています。
これは、チームとして堂々と勝負する力強さと、長崎の持つ平和的精神を表現しました。
また、その正々道々と戦う姿を通して、最後の被爆地長崎にあるクラブとして、ナガサキから世界に平和のメッセージを発信していくという想いを込めています。

平和祈念マッチ

8月3日 (土) 2024明治安田J2リーグ第25節水戸ホーリーホック戦を 「平和祈念マッチ」として実施し、ファン・サポーターの皆様 と平和への想いを共に発信しました。
今年の平和祈念マッチでは、合唱団「ひまわり」・高校生平和大使の皆さんによる合唱の披露や全国のJリーグクラブと取り組んだ平和の灯(平和のメッセージが描かれたキャンドル)の展示などを行いました。

また、試合前には選手による平和宣言を行い、宣言の中に選手の平和の想いを織り交ぜながらナガサキから平和の願いを発信しました。

当日の様子は下記動画をご覧ください。

平和祈念ユニフォーム

V・ファーレン長崎は、長崎県民にとって平和を考える大事な8月9日前後の期間にこの想いを伝えるため、
2015年より夏季限定で平和祈念ユニフォームを着用し、Jリーグで戦っています。(※)
※2020シーズンは、新型コロナウイルスの影響でJリーグ中断期間が当初より長くなったこともあり、
平和祈念ユニフォームの制作を見送り、平和祈念Tシャツを制作しました。

2024シーズン デザインコンセプト

2024年の平和祈念ユニフォームのテーマは、 「世界に広がる平和の花」。
花は世界中の人々に愛され、見ている人を笑顔にする力があります。
世界中の人々の心に花が咲くような平和な世の中になってほしいと願い、
紺青の海に囲まれた長崎県の県花であるツツジをモチーフに、平和の花を表現しました。
花のある場所には平和で穏やかなひとときが訪れます。
ナガサキから世界へ平和の祈りが届くことを願い、サッカーを通して平和のメッセージを発信していきます。

平和学習

トップチーム選手・スタッフ向け(7月12日)

7月22日(月)に、共に長崎県のプロスポーツクラブである長崎ヴェルカと合同で、両チーム選手・スタッフ約60名が参加し、長崎市役所にて平和学習、平和公園(平和祈念像前)にて献花を行いました。
まずは、V・ファーレン長崎キャプテン秋野央樹選手から2024シーズン平和祈念ユニフォーム、長崎ヴェルカ高比良寛治選手から平和のメッセージフラッグを長崎原爆資料館 井上琢治館長へお渡しいたしました。
その後、2020年からV・ファーレン長崎と提携を結んでいる高校生平和大使の皆さんに登壇いただき、世界における核兵器の現状や高校生平和大使の皆さんの活動についてお話いただきました。
講話の後は高校生平和大使、両クラブの選手が「スポーツと平和の繋がり」「スポーツを通してどう平和のメッセージを発信できるのか」などをテーマに自分たちが今できることを考え、意見を交わしました。クラブとしても選手・スタッフが考えたアイディアを実現できるよう取り組んで参ります。
平和学習後は平和公園へ移動し、原爆により亡くなった方や、原爆の影響でその後に亡くなった方への追悼の意を込めて献花を行いました。

サッカーファミリーとの取り組み

「ナガサキから、世界へ。」平和のメッセージを発信することを目指し、昨年からJリーグクラブや各地の高校生平和大使と連携した活動もスタートしました。
今年さらに全国へ平和の輪を広げるべく、毎年長崎市と連携して行っている「平和の灯」の取り組みに賛同いただいたJリーグクラブの監督・選手に平和の想いをキャンドルへ絵付けしていただきました。
選手・監督が絵付けを行ったキャンドルは、長崎日本大学高等学校サッカー部をはじめとする学生の皆様、そしてボランティアで参加いただいた皆様に制作いただきました。

長崎市 
平和の文化事業認定制度 第1号

長崎市は2021年より、これまで重点的に取り組んできた「被爆の実相の継承」と「核兵器廃絶の推進」の2つの柱に加え、新たな3つ目の柱として、より多くの人が気軽に平和について考えられるよう、スポーツや芸術などを入口として日常の中に「平和の文化」を根付かせていく「平和の文化の醸成」に取り組むことを掲げています。
「平和の文化の醸成」の事業の1つとして創設した「平和の文化事業認定制度」の第1号として、2021年にクラブが取り組む平和祈念活動が認定されました。
被爆地長崎にあるクラブとして、サッカーという「文化」を通して、幅広い世代に平和へのメッセージを広げていきます。

長崎市 平和の文化
イメージキャラクター就任

「平和の文化」のロゴPRやイメージキャラクターを活用した広報活動を行う目的として、2022年にクラブマスコット ヴィヴィくんが長崎市の平和の文化イメージキャラクターに就任しました。

平和の灯

毎年長崎市で行われる市民の手作りのキャンドルに平和のメッセージを書き入れ、灯す行事「平和の灯」。
ファン・サポーターとキャンドル制作、平和のメッセージ書き入れ、9月28日(土)爆心地公園に展示いたしました。

長崎クスノキプロジェクト

長崎市が進める長崎クスノキプロジェクト。クラブでも被爆樹木・被爆クスノキに関するストーリーを紹介するなど、平和について考えるきっかけづくりを一緒に行います。

原爆犠牲者慰霊・
世界平和祈念 市民大行進

毎年長崎市で行われる原爆犠牲者の追悼と恒久平和の実現を訴え、平和祈念像前から爆心地までの行進。
※令和6年10月26日(土)に予定していましたが雨天のため中止となりました。

高校生平和大使との取り組み

高校生平和大使と提携

2020年8月29日(土)に高校生平和大使と提携を結びました。
2024シーズンも長崎から世界に平和のメッセージを発信する仲間として共に取り組んでいます。

高校生1万人署名活動

8月3日(土)水戸ホーリーホック戦「平和祈念マッチ」のスタジアム場外にて、高校生平和大使および高校生による1万人署名活動を実施。
観戦に来たファン・サポーターへ呼びかけ、署名を集めました。

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