人権啓発活動


V・ファーレン長崎は、長崎県と共に
人権啓発に取り組んでいます。
V・ファーレン長崎では、法務省の委託を受けて長崎県が行う「スポーツ組織と連携協力した人権啓発活動」事業において、
長崎県と連携協力して、人権・同和問題に対する正しい理解と認識を深め、
差別のない人権尊重社会づくりを推進するためのさまざまな人権啓発活動を行っています。
V・ファーレン長崎の取り組み
補助競技場でリオパラリンピック銅メダリストの芦田創(あしだはじむ)様の「講演会」と「かけっこ教室」を実施しました!
9月24日(土)「明治安田生命J2リーグ第38節 V・ファーレン長崎 vs 横浜FC」にて、長崎県人権・同和対策課とV・ファーレン長崎が連携協力した人権啓発活動として、リオパラリンピック・陸上・日本代表で4×100mリレー銅メダリストの芦田創選手に「講演会」と「かけっこ教室」を行っていただきました。
病気に気づいた時の心の葛藤や、陸上との出会い、リオパラリンピックでの体験について語っていただきました。

リオパラリンピックで獲得した銅メダルを見せていただき、メダルを振ると音が鳴る仕組みになっているという、パラオリンピックならではのお話をしていただきました。


「好きなこと(陸上)をやることで、心が明るくなった。」という芦田選手。
高校時代は健常者と同じ土俵で戦う中で挫折を味わいましたが「記録が出る喜び、自分にチャレンジすることが楽しかった。」という言葉が印象的でした。
最後に来場者の皆様に、
「チャレンジすることが大事。」
「自分に勝つためにも、世界一になれるよう努力します!」
と力強く話していただき、来場した皆様と一緒に人権について考えることのできる内容となりました。

講演の後は、小学生50名を対象に「かけっこ教室」を実施し、足が速くなるコツを伝授していただきました!
子どもたちは、芦田選手のジャンプ力にびっくり!
正しい姿勢やミニハードルを使ってリズムよく走る練習では、皆とても真剣です。


最後は、芦田選手、小柳結莉普及インストラクターとかけっこ対決を行い、大盛り上がりでした!



お互いの理解を深めるとともに、人権意識の向上を図る良いきっかけとなりました。
芦田選手、ありがとうございました!
人権セレモニーを実施しました
10月8日(土)「明治安田生命J2リーグ第40節 V・ファーレン長崎 vs 徳島ヴォルティス」にて、長崎県人権・同和対策課とV・ファーレン長崎が連携協力した人権啓発活動として「ホームゲーム会場での人権セレモニー」を実施しました。
セレモニーは試合前のイベントとして実施し、場内で人権擁護委員等による人権啓発活動の取り組みの説明を行いました。


セレモニーの最後には、安部大晴選手による「人権宣言」を行いました。


当日は、人権関連の場外ブースの設置も行いました。
大きなメッセージフラッグに来場した皆様から人権に対する思いを書き込んでいただき、書いていただいた方には、オリジナルのエコバック(先着1,000名)をプレゼントいたしました。
多くの方にご参加いただき、真っ白な横断幕が皆様のメッセ―ジで埋め尽くされました。


外国人理解促進パネルを設置しました
9月24日(土)「明治安田生命J2リーグ第38節 V・ファーレン長崎 vs 横浜FC」、10月8日(土)「明治安田生命J2リーグ第40節 V・ファーレン長崎 vs 徳島ヴォルティス」にて、外国人理解促進企画として、選手の等身大パネルを設置しました。
パネルのQRコードにアクセスすることで、選手のコメント動画を見ることができ、来場した皆様に選手の人権についての思いを知ってもらう良い機会となりました。

長崎県人権・同和問題啓発強調月間に交通広告としてポスターを掲示いたしました
長崎県では、11月11日から12月10日までを、「長崎県人権・同和問題啓発強調月間」と定めており、長崎県人権・同和対策課とV・ファーレン長崎が連携協力した人権啓発活動の一つとして、この期間のバス・電車へポスター掲示を行いました。



11月11日(金)から12月10日(土)
長崎県人権・同和問題啓強調月間
長崎県では、11月11日から12月10日までを「長崎県人権・同和問題啓発強調月間」と定め、V・ファーレン長崎と連携協力した人権啓発活動等を展開し、同和問題をはじめとする様々な人権課題について県民の皆様に正しい認識と理解を深めていただくこととしております。-
人権とは
すべての人が生まれながらにもっている、人間らしく生きていくために必要な、誰からも侵されることのない基本的な権利です。誰もが平等で明るく幸せに生活できる社会を築くために、お互いの人権を尊重し、自分の権利と同じように他人の権利も認め合っていくことが大切です。 -
差別とは
本人の努力ではどうすることもできない事柄で不利益な扱いをすることを言います。性別・人種・国籍・出身・年齢などを理由に基本的な人権を侵すことが差別です。 -
同和問題とは
わが国固有の人権問題です。被差別部落の出身という理由で、結婚や就職をはじめ基本的人権を侵害されることです。
- みんなの人権110番
- 0570-003-110
- 子どもの人権110番
- 0120-007-110
- 女性の人権ホットライン
- 0570-070-810
新型コロナウイルスに関わる
誹謗中傷や差別はやめましょう
専門相談窓口の開設
長崎県内でも新型コロナウイルス感染者や医療従事者、またそのご家族をはじめ様々な方への誹謗中傷や差別等が発生しています。このため、長崎県では、新型コロナウイルスに関連した人権侵害に関する専門の相談窓口を開設しました。「ネットパトロール」の実施
SNSなどインターネット上での誹謗中傷等の投稿を監視する「ネットパトロール」も行っています。悪質な投稿は保存し、被害者の方の求めに応じて、該当する画像を保存している場合は提供します。 ◎ご自身でも、被害対策として、書込みの画像保存や電話の録音、張り紙の保管などをしておきましょう。095-826-2585