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【レバークーゼン訪問日誌】2023年3月12日

本日は、U-16の試合が、U-8~U-15カテゴリーが活動する施設で開催されるため、朝から10分程離れたクルテコッテンという町に移動しました。

この施設は、U-16での入団を目指す子ども達が日々練習している場所です。チェルシーでも活躍するカイ ハヴァーツ選手もここからの出身で子ども達の大きな憧れとなっています。

 

 

11時からの試合に先立ち、10時から練習をしました。ウォーミングアップ、ポゼッション、シュート練習を行い、約1時間の練習を終えました。天気は雨が降っており、寒い中での練習でしたが爽やかな汗を流していました。

 

11時からのブンデスリーガU-172部「ケーニヒスドルフU-16」との試合を観戦しました。

技術力で勝るバイヤー04レバークーゼンは終始試合を圧倒し、4-0で勝利を収めました。

 

試合後は、ホテル近くのレストランで食事を摂ったあと、女子のブンデスリーガ「バイヤー04レバークーゼンvs.VfLヴォルフスブルク」との一戦を観戦しました。

2013年と2014年にU E F A女子チャンピオンズリーグを制覇し、現在、ブンデスリーグ1位のチームということもあり、4失点を奪われ1-4の敗戦となりましたが、後半アディショナルタイムのC Kからヘディングで1点を返す迫力のあるプレーを目の前で見ることができ、最後まで諦めない気持ちを感じました。

また、スタジアムには、両チーム合わせて2,000名近くのファン・サポーターが観戦に来られ、熱い声援を選手に送っていました。

 

 

最後に、今日をもって帰国をする原田監督より「全ての面で驚きの2週間でした。
スタジアム、クラブハウス、グランドの環境、人材、TRシステム、ファン、サポーター全てが我々クラブが目指している未来像でした。すべての面ですぐに肩を並べる事はできませんが、現場の我々が選手を育成して1人でもこのようなステージでプレーできるように、今回の経験を活かして日常のTRから指導していきたいと思います。」とコメントがありました。

 

 

【選手コメント】

七牟禮 蒼杜選手(2年)

「今日はレバーグーゼンの女子のブンデスリーガを観戦しに行きました。
日本でも女子のプロリーグの試合を実際に観戦したことはなく、どのくらいの迫力や強度なのかを、なかなか想像出来ずに観戦に行きました。

実際見てみると、自分の思っていた遥か上を行く迫力、スピード感、激しさ、技術で、終始圧倒されました。
これまでレバークーゼンのトップチーム、U-19.17.16.そして女子サッカーを観戦して、全ての試合で感じていることがあります。それは、ドイツの選手たちの一対一の勝利への執着心です。日本では、チームの為に体を投げ出したり、試合終盤にも関わらずピンチの時にスプリントしたりなど、自分を犠牲にしてもチームの勝利に貢献する選手が多いと思います。ドイツでもそのようなプレーも大事にしますが、それ以上に、自分の目の前の相手との一対一になにがなんでも勝つという執着心が日本にはないものだと思います。U-19の練習の時に対峙するサイドバックは、ものすごい威圧感で守備をしてきます。それは日本で感じたことがないものでした。時には、ファウルを使ってでも一対一に負けないようにプレーをします。それくらいドイツでの選手達は一対一の勝負にこだわっています。だからこそ、圧倒的な個を持った選手が、次々と出てくるんだと感じました。そして、自分ももっと目の前の相手と一対一の勝負にこだわってプレーをしたいと思います。
ドイツでの生活も残り一週間となります。最後の一日まで、成長できるように貪欲に結果だけを求めてプレーします。人生を変えるチャンスだと思って、一日一日を大切にしたいと思います。」

 

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