アカデミー
アカデミー生全員で農業体験(お米)
いつもV・ファーレン長崎アカデミーにご声援いただきありがとうございます。
6月から実施して参りましたアカデミー生、スクール生での「農業体験」が10月30日(日)の稲刈りをもって終了いたしました。
本研修は、「資源循環型農業」を学び、持続可能な農業についての知識を深め、より一層自分が口に入れる食べ物への関心を高めることを目的に行いました。
同時に農家の皆様や料理してくれる親御さん、寮母さんへの感謝の心も養います。
U-15→U-12→U-18とバトンをつなぎ、総勢170名が関わり立派なお米が出来上がりました。
先ず、6月11日(土)にU-15の選手による「土づくり」が行われました。
捨てればゴミとなるような、ワラや籾ガラや飼料用米は豚の餌や敷きワラに使用し、豚舎から出る堆肥を水田の土作りに利用しました。
土づくり:レポートはこちら
そして、6月25日(土)にアカデミー生U-12、26日にはスクール生で田植えを行いました。
横一列に並び、目印となるロープ(等間隔で印がある)に沿って、4~5株の苗を丁寧に植えて行きます。
植えると一歩下がって、自分の足跡をならして、ロープが動いてくるのを待ちます。
なかなか進まない作業に、始めは汚れを気にしていた子ども達も、どんどん本気になって服の汚れも気にせず作業に没頭していきます。
田植え:レポートはこちら
7月8月9月と土井農場のスタッフのサポートもいただきながら、台風にも負けず順調に稲が育っていきました。
<ムービーを入れたい>
そして、10月30日(日)にU-18の選手と保護者が稲刈りを行いました。
一株ずつ丁寧に鎌で刈って行き、最後の一株はヴィヴィくんが刈り取り、一連の活動を終えました。
土づくり、田植え、稲刈りと現代の農業では様々な機械によって行われていますが、各カテゴリーとも手作業で色々な作業を行い、農業の大変さが身をもって理解することができました。
11月2日(水)に、脱穀/精米を終えた「新米」が全選手に配付されました。
自分達が作業して育ったお米を手にして喜んでいました!!
U-18
U-15
U-12
食べ物を大切にする心は元より、SDGsの観点からも様々な事を学び、実り多き研修となりました。
最後に、田んぼの提供をいただいた「土井農場」様、毎回選手達に差し入れをいただきました「まるたか生鮮市場」様、多大なるご支援をいただきまして本当にありがとうございました!
引き続き、V・ファーレン長崎では、感謝の気持ちを持ち合わせた人間力の向上を目指した取り組みを実施いたします。