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宮崎キャンプ12日目リポート ファンとともに6勝目

 

45本を4本。
宮崎キャンプで3戦目、沖縄から数えると7戦目となったツエーゲン金沢との練習試合は総力戦。
これまでのキャンプの成果を形としてを表す試合だった。

1本目に早々に失点。
ただ、ここから修正する、巻き返す力が今のV・ファーレン長崎にはある。
カイオ セザール、ビクトル イバルボの外国人選手が気を吐けば、加藤聖、そして氣田亮真が2得点と新卒加入選手が躍動。
5-1の結果は、チーム全体が手応えを感じるものだった。

「米田(隼也)選手と目があって、パスを受け取りトラップも落ち着いて決められたのが1点目。2点目は、キーパーが寝てくると予想したので、浮かして決められました。練習試合で結果がでていることはうれしいです。残りわずかですが、自分の調子をアピールし続けます」(氣田)

「左足が武器ですが、右足で決めたのは初めてでした。打った瞬間、すごく感触がよかったです。キャンプ当初は、スピードについていけませんでしたが、コミュニケーションをとったり、フィジカルでも力がついてきて徐々に慣れてきたので、自分の中でも手応えを感じています」(加藤)

若手たちの成長が、このキャンプの充実ぶりを何よりも表している。

そして、この日は多くの長崎ファンの前でのプレーで、チームの気合いの入りようはいつもと違うものだった。
朝早くから多くのファンが来場。ファン専用駐車場には、「佐世保」、「長崎」のナンバーが多く見られた。
そして、「Vパス会員限定 宮崎キャンプ応援ツアー」参加の約50人のファンには、ベンチ横で観戦いただいた。コーチ陣の声、選手たちの躍動する姿と音を間近で見てもらおうと特別シートを用意。
試合後には、選手と触れ合っていただいた。

ベンチのすぐ横に「Vパス会員限定 宮崎キャンプ応援ツアー」参加のファンには、ベンチすぐ横で観戦いただいた

なお、同ツアー参加者をはじめ、約100人の長崎ファンに、昨今のウイルス感染の猛威から、マスクの着用、握手、ハイタッチなしのご協力をいただきました。ありがとうございました。

応援ツアーに参加したファンにサインをする選手たち

さぁ、キャンプも残り2日。
「早く長崎に帰りたい」
という手倉森誠監督の思いこそ、沖縄、宮崎のキャンプの結果。
シーズンインまで順調ということを表している。

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