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宮崎キャンプ8日目リポート 価値ある商品

 

夕食時の決まりごと。
「いただきます」のあいさつの前に「ひと言スピーチ」。
背番号順で、今回は背番号18番の氣田亮真。新卒新加入選手は何を話すのか。

「昨日、デサントの工場(デサントアパレル西都工場)に見学に行かせてもらいました。工場内では、たくさんの方々が作業をされていて、この方々のおかげで自分たちが練習もでき、試合にも出られると思いました。自分は、プロになってまだ1カ月くらいです。毎日が刺激的で、先輩たちとは違う視点や感情だと思います。でも、今回の工場見学や今の気持ちを大切にして、プロとして戦っていきたいと思いました」

この言葉を聞いて、チーム全体が敏感に反応した。
氣田が、はっきりと思いを伝えたこと。そして、だれもが持っていた「初心」に触れられたことに。
ともに工場見学をした手倉森誠監督もその一人だった。
夕食後、監督からの話の際、こう切り出した。

「氣田が夕食前に話した工場見学。俺も行ってきた。ものづくりの現場を見て、あらためて思ったのは商品の価値だ。裁断、縫合。一つ一つの作業は、ていねいかつ正確に行われていた。そして検品。ここで、もし小さい針やクズが入っていれば、それは商品価値がなくなる。ともすれば、重大な事故となる」

工場で作業をされている方々のプロフェッショナルな動きと精神は、見学した誰もが感じたことだった。

「われわれは今、キャンプでチーム作りを行っている。チームは商品だ。商品の価値はわれわれが高めないといけない。『J1に昇格できる商品』にならなければならない。一つ一つの作業が、できあがる商品の価値を決める。だからこそ、今、過ごしてる時間を大切にし、シーズンを迎えないといけない」

そして、氣田の思い、工場見学の際に鹿山拓真が従業員の皆さんに伝えたことこそ、チームに必要なこと。

「この宮崎県西都市にも、長崎県のクラブチームのV・ファーレン長崎に関わってくださっている人たちがいる。われわれは、一つのクラブだが、支えてくださっている皆さんの力、思いがあって、クラブが成り立っている。だからこそ、その商品価値は高めたい」

シーズン終盤に、その輝きを最高のものにするために、磨き上げている最中。
西都市で残り6日間過ごす時間は、かけがえの無いものになる。

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