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沖縄キャンプ7日目リポート 若手が吹き込んだ新風

 

キャンプ7日目にして、練習試合を組んだ理由は、より組織的に練習すること。
そして、各選手の力量を早めに見極めることだ。
その練習試合の初戦の結果と内容を見れば、今回の狙いが的中したことが分かる。

今回の沖縄キャンプでは、練習試合を4試合を組み込んでいる。
九州サッカーリーグに所属する沖縄SVとの練習試合初戦。
30分の4本の試合に臨んだV・ファーレン長崎。
手倉森誠監督は、スタンドから戦況を見つめ、
ベンチで原崎政人ヘッドコーチが指揮、吉田孝行コーチがコーチングをする。
各セッションに出場した選手たちが、原崎ヘッドコーチの指導に耳を傾ける。
長崎での練習を含め、フィジカルトレーニングからトレーニングマッチへ。
新加入選手にすれば自分をアピールする場。
既存の選手にすれば、自分の今の状況と立ち位置を確認する場だ。

「キャンプ7日目の時点で、戦術は考えなくていい。これまでやってきたフィジカルトレーニングの成果を、ゲームの中で確かめてほしい」(原崎ヘッドコーチ)

毎熊晟矢、氣田亮真がそれぞれ2得点。大竹洋平と植中朝日がそれぞれ1得点。6-0の勝利。
ゴールという目に見える結果だけを見れば、新加入選手のアピールの場となった。

「チーム全体のリズムがあまりよくなかった1本目終了時点で、原崎コーチから『縦パスに対して3人目の動き』について指示がありました。2本目は守備もよくなり、前への動き出しもよくなり得点につなげることができました。初めて試合でプレーする選手が多い中で、自分を知ってもらうことが大切だと思って臨みました」(毎熊)

「連携トレーニングより、フィジカルトレーニングが多かったこれまでですが、自分のコンディションを確認する意味でも練習試合に出場できてよかったです。周りの選手に、自分のことを分かってもらえるように、いつも以上に狙いに行きました。その中での2ゴールでしたのでホッとしています。次はJ1のクラブとの練習試合があります。そちらでも結果を残したいです」(氣田)

新卒加入選手が得点する中で、しっかり結果を出した大竹は、
今年のV・ファーレン長崎を次のように感じている。

「個人的には、昨年の練習試合初戦でも得点をしていたので、今年も良い滑り出しができたと思います。今年のチームは、昨年のチームをベースにした中で新加入選手が本当にフレッシュな風を吹き込んでいると思います。今回、新卒選手が結果を出したことで、あらたな成長、そして競争も生まれるでしょう。既存の選手といい融合が生まれれば、必ずいい結果が生まれます。今年こそ行きましょう、J1に!」

今季の練習試合初戦で6−0の結果に、チーム全体が推進力を得た120分間となった。

練習試合後、南風原町の中学校2校のサッカー部を招き、コーチ陣、氣田、加藤聖、植中、古賀が参加してサッカー教室を開催した

練習試合後に宿舎に戻り、チーム全体で講演を拝聴した。
登壇いただいたのは、「車椅子のJリーガー」などの著書があるジェフユナイテッド市原に所属された京谷和幸氏
93年に交通事故によって下半身不随となり車椅子での生活を送られることになったが、
その後、車椅子バスケットボールチームで活躍され、4大会連続でパラリンピックに出場されている。
90分の講義の中には、壮絶な半生と、
スペシャリストになろうとしたきっかけ、家族への愛情と家族からの愛情、そして行動を起こせば必ず結果が出るという、これから始まるシーズンに向けて必要な責任や自覚の大切さを説いていただいた。
講演後は、角田誠やフレイレ、ルアン、富樫敬真から質問や発言があるなど、大変貴重な時間となった。

その後の夕食時に、手倉森監督からチームに知らせ。
「トレーニングマッチの内容、結果。そしてこれまでのトレーニングの成果を加味し、明日は午前中の1部練習にする」


選手たちの表情がホッとしたのは、
これまで一生懸命トレーニングをしていたからこそ。
休息も立派な仕事。
心身ともにチーム全体で階段を一つずつ登っている。

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