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<2019ハワイキャンプ9日目>今秋、再び掲げる

 

17時15分キックオフの11分前。
V・ファーレン長崎のロッカールームは、手倉森誠監督の声と選手の身支度をする小さな音が支配していた。
ひととおり戦術の伝達を終えると、監督は一拍おいて静かに、ゆっくり話しはじめた。

「先日の試合は、白のユニフォームに魂を入れた。今回は青の、ホームのユニフォームに魂を入れる。自分たちの今シーズン戦う意気込みをしっかりユニフォームに刻み込む。今日はそういう作業になる。さぁ、行こうぜ‼︎」

両手を大きく広げたあと勢いよく手を打った音を合図に、選手たちが雄叫びを上げた。

「ヨッシャー、行くぞ!」

決勝を戦うチームに魂が入った瞬間だった。

メジャーリーグサッカーに所属するレアルソルトレイクとのパシフィックリムカップ決勝。
前半19分に澤田崇が先制点を決めると、同38分に翁長聖が追加点。


後半38分に失点するも、1分後に名倉巧がネットを揺らして3-1。優勝を勝ち取った。

「コンビネーションがしっかりできた結果です。いいキャンプができた証拠。この優勝はとても大きい収穫だと思います」(翁長)

「チームが始動してから今まで、チームの状況はすごくいい状態です。このままリーグ戦に向かいます」(名倉)

若手はもちろん、今季新加入のベテランも十分に手応えを感じた。

「1カ月近い長いキャンプの中で、締めくくりがこの大会でしたが、本当にチームとしても成長を感じることができました。J2は42試合と長い戦い。間違いなく11人では戦えない。全員が同じサッカーができる監督の考えを理解し、スタッフ含めみんなで戦っていかないといけません。1年間戦う上でいいスタートができました」

キャンプ終盤、チームの出来を聞いた際、点数がゲームのあとに分かると語っていた角田誠。さて、大会を終えて?

「8割はできたと思います。Jリーグで戦っていたら、国際試合はACLくらいしかありません。米国のチーム相手に2連勝できたことは、いい経験になりましたし自信になりました」

2試合を3-1、3-1でこなした長崎。6得点の成果を手倉森監督が解説する。

「2試合ともチームとして共通理解して戦えた結果。2試合で6得点。セットプレーやカウンターとさまざまな形で取れたのは、ゲームの流れを読んで仕掛けられた成果だと思う。今回のようなゲームコントロールが、リーグ戦でも効くと思います。まさにこれから、本当の戦いが始まる。キャンプで育んできたチームの一体感をいよいよリーグ戦でお披露目するときです」

長谷川悠、大竹洋平、澤田、翁長、名倉で取った2試合6得点。タレントを多く輩出したのもキャンプの成果だろう。

表彰式を終えて宿舎に戻った食堂で、キャンプの締めの言葉を手倉森監督が口にした。

「一つの大会に優勝して長いキャンプを終えることができた。仕上がりは順調。この優勝を弾みにしてシーズンインするのは自分たち次第。ただ、われわれは、今シーズンを優勝で始まって、最後に優勝で終わる」

2019年J2リーグの42試合がキックオフされる。
今秋、ファン、長崎県は、再びトロフィを掲げるチームを目にすることになる。

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