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<2019沖縄キャンプ8日目>「マイペースでのんびり屋」でも日々成長の31歳

 

話し方はゆっくりで、決して大きな声ではないが、いっていることはハッキリ1本スジが通っている。
そんな長谷川悠が、V・ファーレン長崎にやってきた。
流通経済大付属柏高校を卒業後に柏レイソルでプロキャリアをスタートすると、岐阜、柏、福岡、山形、大宮、徳島、清水と7チームで経験を積んで、長崎で迎える2019年シーズン。身長187センチから繰り出されるヘディングシュートは圧巻だが、アピールしたいのは足元でのボールの扱いだ。

毎日、はつらつと体を動かしている

「ボールを収めたり、足元で起点になるプレーが好きです。小さいころから、ボールを扱うことを教わってきました。大きいからといってヘディングだけでなはく、いろいろなところでボールを扱うことは楽しいことだと教わりました。そこが原点かなと思います」

昨季は、J1リーグ9試合、JリーグYBCルヴァンカップ4試合、天皇杯1試合に出場した。物足りなかった。歯がゆかった。

高さに加えて、足元でのボールの扱いも得意

「ここ5年の中では一番、コンディションがよかった2018年シーズン。自分の中では自信を持っていたシーズン。体調も良かったし、体もキレていた。そうなると、メンタルとしても試合中に思考でも技術でも良いものを出せます。試合に出るチャンスは少なかったですが、自分の体にフォーカスして生活していたので、その時間は無駄じゃなかったと思います」

縁もゆかりもない長崎だが、旧友は二人いる。澤田崇と中村北斗だ。

ベテランの域だからこそ、成長の仕方も分かっている

「長崎の最前線では、自分のところからもう一人のFWを生かすことができれば、いい攻撃ができると思います。サワは半年、清水でやっているし、北斗くんも福岡と大宮で一緒。他はほとんど、一緒にやったことないですけど、キャンプでしっかりコミュニケーションを取っていきたいです」

自分の性格はしっかり自己分析済み。加えて、年末年始に貴重な時間を過ごした。だから、今年1年を大切にしたい気持ちはなおさらだ。

「のんびりしていてマイペースですけど、成長したいなぁっと。サッカー人としても、人間としてもここから先、どうやって生きていくのか。このことを年末年始に考えさせられました。毎日、成長するためにやっていきたい。1年終わったときに、人としても選手としてもひと皮むけているような年にしたいですね」

体のケアもしっかりして成長を続ける

前に大きい選手がいるのは、今のサッカー界の一つのセオリー。しかし、足元のボール扱いもうまいとなれば、得点へのバリエーションは幾多にも広がる。昨年のうっぷんを長崎で晴らす年。キャンプでは、声はあまり聞こえないが、存在感はズドーンと感じる31歳。長崎での立ち位置は結果と成長で獲得する。

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