クラブからのお知らせ
2024シーズンのお礼と2025シーズンに向けてのご報告
2024年もV・ファーレン長崎を応援いただき心より感謝申し上げます。トランスコスモススタジアム長崎のラストイヤー、そしてピーススタジアムのスタートということで、選手・監督・スタッフ・社員一同、全力でJ1昇格に向けて取り組んで参りましたが、残念ながらこの目標を達成することはできませんでした。レギュラーシーズンを3位で終えながら、プレーオフで敗れたという現実を受け入れることはとても厳しく、辛く、素晴らしいメンバーで戦えた今シーズンの最後を、2万人を超える観客そして、多くのV・ファーレン長崎サポーターそして長崎県民の皆さんと笑顔で終えることができなかったことが悲しく、申し訳ない気持ちでいっぱいです。試合後、監督や選手たちとも話をしましたが、2万人の観客の応援の力への感謝と悔しさ・申し訳なさをみんなが口にしていました。
本当に悔しいシーズンになりましたが、同時に下平監督の目指すサッカーが積み上がっている感覚があります。また、強化部・監督・スタッフを含めて今年届かなかったものを届くようにするためにやることがまだまだあります。J1昇格に届かなかったという事実を受け入れ、これからの未来へ向けてV・ファーレン長崎の選手・スタッフ、社員一同全力で進んでいくことをお約束いたします。
2025年、これまで以上に進化すべく役員体制の変更を行います。
この2年間、私がV・ファーレン長崎の社長を兼務してきましたが、V・ファーレン長崎をより魅力的なクラブにしていくには、現場で先頭に立っていく社長が必要だと考えました。田河は、長崎ヴェルカの立ち上げを先頭で引っ張り、素晴らしいクラブを作り上げた立役者です。まだまだ課題の多い、V・ファーレン長崎をもっと魅力的に、愛されるクラブに進化させてくれると確信しています。このクラブはすべてにおいてJ1トップレベルを目指しています。また、長崎がACLで優勝し、世界へ羽ばたくことを本気で目指しています。私自身は、引き続きV・ファーレン長崎に強い愛情をもって、取り組んで参ります。
※長崎ヴェルカの役員体制については、追ってご報告させていただきます。
いつも厳しくも温かい応援をいただきありがとうございます。今シーズンも本当にたくさんの応援・声援が選手たちを強く後押ししてくれました。改めて心より感謝申し上げます。すべての試合で喜びや悔しさを分かち合っていただける皆さんの存在がチームにとって本当にかけがえのないものだと感じています。
一方、応援団体間の連携やチームとの関係にいくつかの課題があることを認識しています。これから最高のクラブを皆さんと一緒に作っていくべく新たな取り組みとして応援団体登録制度を始める予定です。応援いただく皆さんがより快適にスタジアムを利用いただき、スタジアム全体にこれまで以上に大きな声援が響き渡るような環境を作れたらと考えています。これまでの歴史を踏まえながらも新しい形を追求していくので、変化することを前向きに捉えていただき、一緒に、素晴らしい応援をより強く、一体感のあるものにしていけるようこれからもご支援いただけると幸いです。具体的には、追ってご報告させていただきます。
今シーズンJ1昇格を逃したことは、「まだまだJ1に昇格し、優勝するには足りないものがあるよ」と言われている気がしました。大きな夢の実現には、あらゆる面で成長することを求められますし、私自身V・ファーレン長崎を引っ張る立場として、もう一段・二段の成長が必要だと感じています。来年の秋、皆様と一緒に自信を持ってJ1に向かえるチーム・会社になれるよう全力で取り組みを続けて参ります。引き続きV・ファーレン長崎をよろしくお願いいたします。
株式会社V・ファーレン長崎
代表取締役会長兼社長
髙田 旭人
2024年12月4日