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<2019沖縄キャンプ16日目>「1-0」で勝利の価値

 

宿舎から左手にコバルトブルーの海を見ながら北上すること約60キロ。
FC東京がキャンプを張る「かいぎんフィールド国頭兼サッカー場」で、新生V・ファーレン長崎の対外試合2試合目が行われた。

FC東京、V・ファーレン長崎、沖縄のサッカーファン計200人が観戦に訪れた

15時キックオフの45分×2本のゲームに、長崎は前日に引き続きチームを入れ替える形で臨んだ。前半、トップで出場したイ ジョンホが積極的に声を出し動く。その中でゴールが生まれた。左からのクロスに反応したイが左足で合わせて東京のネットを揺らした。その後は、前後半のディフェンス陣が連携のとれた守備を見せて1-0。トレーニングマッチ2連勝を飾った。

トレーニングマッチとはいえ、フィジカルコンタクトとスピードを見せた試合となった

「長崎の今年の目標はJ2優勝。そのために、みんなが一生懸命に練習しています。その流れで、今日はいいアシストを受けて、ゴールを決めることができました。フォワードなので一番重要なのはゴールを奪うこと。ゴールをしっかり決めたいと思っています」(イ)

実質、チーム合流17日目。でも、しっかり溶け込んでいるのは、サッカー選手として、フォワードとして何よりも連携が必要なことを知っているから。宿舎では、積極的に選手たちに話しかける。食事のとき、ブッフェに並んでいる選手に肩をたたいて隠れるいたずらもイの日課だ。

「ゴールが生まれる前から、全員がコンビネーションをしっかり合わせることができた。いいクロスが決めたので仕留めようと思ったし、しっかりと頭の中にあったのでいい準備ができました」

チームは29日にベガルタ仙台とのトレーニングマッチを終えてキャンプを打ち上げる

結果が出た。となれば、この人の口も一層滑らかだ。

「みんな、いい動きしていましたね。ものすごく、自信をもってボールを握るし、仕掛ける。このチームには間違いなく、柔軟性、バリエーションがあるなと思います」

手倉森誠監督が続ける。

「チーム全体が、ものすごく整理がついていると感じています。きっかけを作ったトレーニングがあって、ミーティングがあって、対外試合がある。その一回、一回でこんなに変わるんだなと。彼らの理解力に驚かされています。あっ、俺の説明の仕方がいいんだろうね(笑)。分かりやすいんだと思いますよ。ここにいる選手たちのやりたいことを俺も理解している。選手も理解してくれる。選手に助けてもらっている部分もあるし、お互い、いい関係だなと思います。いいチームになりますよ」

2月24日の開幕に向けて、2019年の長いシーズンに向けて、チームは心技体を作り上げている。

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