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【社会連携活動】ペットボトルキャップ回収とアップサイクルの取り組み

まちづくり 県内活動

 

いつもV・ファーレン長崎にご声援いただきありがとうございます。

 

2024シーズンの新たな取り組みとして、企業×クラブ×ファン・サポーター・地域の方々で取り組むペットボトルキャップ回収とアップサイクル活動を行いました。

取り組み内容と結果をご報告いたします。

 

アップサイクルとは・・・
本来は捨てられるはずの製品に新たな価値を与えて再生することで、「創造的再利用」とも呼ばれています。

 

【概要】

長崎県は面積 1,000 ㎢以上の島の数(約 600 島)が全国第 1 位、海岸線総延長約 4,200km と、北海道に次ぐ全国第 2 位の長さを有しています。

その海岸線の長さから、海洋ゴミ問題は影響が深刻です。

海洋ごみのうちプラスチック類は非常に多く、世界の海洋プラスチックごみの約8割が陸域から発生していると言われています。

海洋ごみが漂着する海岸、沿岸域だけでなく内陸域も含めて広い範囲で対策の必要性が高まっています。

そんな長崎県の課題を少しでも解決したい!との思いから、今回ペットボトルキャップ回収活動の促進とアップサイクルを実施しました。

 

 

【ペットボトルキャップ回収】

オフィシャルパートナーの帝人フロンティア株式会社様のご協力のもと「THINK ECOプロジェクト」として

ホームゲーム会場のごみ回収所が「Think ECOステーション」と新たな名称に変わり、

3月24日の試合から、Ecoステーションでペットボトルからキャップと本体を分別し回収するBOXを各所に設置しました。

また、子どもたちでも楽しみながらEco活動に参加できるよう、メイン側のブースには、ボトルキャップサッカーボールを制作・設置しました。

 

 

家庭から持ってきていただく方、職場で声をかけて集めて回収へご協力される方など、様々な方法でペットボトルキャップの回収にご協力いただきました!

その成果は、3月24日から8月31日の19試合で集まったペットボトルキャップの総重量93,350グラム(約42,430個)!

皆さんご協力ありがとうございました。

 

 

【ペットボトルキャップのアップサイクル】

この取り組みは回収だけで終わらず、県内でペットボトルキャップのアップサイクルに取り組んでいる有限会社菅原産業様のご協力で、

集まったキャップはコースターへと生まれ変わります。

 

トランス・コスモススタジアムでの最終試合の9月22日に、コースター約3,000枚の来場者プレゼント企画を行い、

当日は、長崎大学、鎮西学院大学の学生が、来場者へコースター配布とコースター成り立ちの説明を丁寧にしていただきました。

 

ボトルキャップからコースター作りの体験で、

1枚のコースターは約12個のペットボトルキャップからできる事など、初めて知った!などの声もあり、

来場者の方は、体験しながら楽しくEco活動を学んでいました。

 

【見えてきた課題】

今回ペットボトルアップサイクルを行ってみての課題は、キャップの中には残念ながら汚れがひどくアップサイクルできないものがあり、その量を減らすという事。

アップサイクルできなかったキャップの重量は、8,600g(約3,909個)。

このキャップは、通常のごみとして処分されます。

回収する際に、ひと手間かけて綺麗に洗うだけでもこの量は減らせるはずです。

 

 

【結果報告】

 

ピーススタジアムでも、トラスタと同じようにペットボトルとキャップ回収を行います。

今後は、キャップだけではなく、ペットボトル本体のアップサイクルにも力を入れていく予定です。

 

これからもV・ファーレン長崎は、環境に優しい取り組みを続けていきますので、

皆様、ご協力よろしくお願いいたします。

 

【ご協力いただいた方々】

帝人フロンティア株式会社様

有限会社菅原産業様

ファン・サポーターの皆様

長崎大学の学生の皆様

鎮西学院大学の学生の皆様

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