アカデミー
育成業務提携先のレバークーゼンよりアカデミーダイレクターが来日!
いつもV・ファーレン長崎にご声援いただきありがとうございます。
2018年4月に育成業務の提携を結んだ、ドイツ ブンデスリーガに所属する強豪レバークーゼンからアカデミーダイレクターのスラヴォミール・チャニエツキー氏が来日し、V・ファーレン長崎のサッカークリニックやアカデミーコーチへの講習会などを開催することとなりましたのでお知らせいたします。
11月15日(火)、11月20日(日)にV・ファーレン長崎のアカデミー生・スクール生及び育成スタッフへのご指導をいただきます。
■講師
スラヴォミール・チャニエツキー氏(バイヤー04レバークーゼン アカデミーダイレクター)
2000年から指導者として、レバークーゼンでは年少世代からU-19まで幅広い年代の育成に従事。
指導した選手の中には、Kai Havertz(現チェルシー・ドイツ代表)や Kevin Kampl(現ライプツィヒ)などがいる。2006年以降は育成部門でマネジメントの役割も担うようになり、近年ではアカデミーとトップチームとのコーディネーター役も兼務。2022年に、UEFAプロライセンス取得。
<主な活動予定>
■11月15日(火)
・V・ファーレン長崎アカデミーコーチへの講習会
・V・ファーレン長崎アカデミー生(U-11,U-10,U-9チームに所属する選手たち)への指導
■11月20日(日)
・Vファーレン長崎サッカースクール生への指導
<活動報告>
この度、2018年より育成業務提携を結んでいるドイツ1部リーグのバイヤー・レバークーゼンより、スラヴォミール チャニエツキー氏をお招きし、一週間のプログラムを実施しました。
まず、2日間に渡り、アカデミーとスクールの全コーチを対象に指導者講習会を実施しました。
同氏が今夏UEFA-PROライセンスを取得したこともあり、最新のヨーロッパサッカーのトレンドや、コーチとして携わったカイ・ハヴァーツ選手(ドイツ代表/プレミアリーグ チェルシー所属)を例に挙げ、トレーニング構造と個別プログラムの大切さについて説いていただきました。
アカデミーコーチを対象とした指導実践でも、多くのポゼッションゲームの中で、選手に適度なインテンシティを与える難易度の調整についてレクチャーを受けました。
夜にはU-12/U-15/U-18の練習を見学し、それぞれに改善点をフィードバックしていただきました。
U-12カテゴリーでは、実際に指導もしていただき、選手達も難解なルールをしっかりと理解し、ゴールを奪うための素早く正しい判断についてしっかりと考えトレーニングに打ち込みました。
福岡で開催された九州プリンスリーグの16節「V・ファーレン長崎U-18vs.アビスパ福岡U-18」の試合も視察していただき、U-18スタッフとの意見交換会も実施しました。
また代表取締役社長 岩下英樹及び、代表取締役ホームタウン担当役員由井昌秋を訪問し、今後の展望について議論をいたしました。スタジアムシティプロジェクトの説明を受け、現地視察を行い、興味深くスタジアムの模型に見入っていらっしゃいました。
最終日には、V・スポーツベースNAGASAKIで、スクール生に対してクリニックを実施しました。常にアグレッシブな攻撃・相手の状況を見て判断を変えることをテーマにオフェンスのトレーニングを実施しました。
3カテゴリーとも非常に強度が高く、頭も身体も疲労するトレーニングでしたが、選手達は懸命に取り組み、終わった後は笑顔でコーチとハイタッチしていました。
一週間という短い期間ではありましたが、クラブ・コーチ・選手ともたくさんの刺激を受け、非常に有意義な活動となりました。
同時にまだまだクラブとしてもやらなければいけないことがたくさんあると気づかされました。今回の「学び」を将来のV・ファーレン長崎につなげていく為にも、成長のスピードを上げていかなければならないと認識した研修期間となりました。
最後に、ご尽力いただきましたバイヤー・レバークゼンのみなさま、スラヴォミール アカデミーダイレクターに感謝申し上げます。